主人の海外赴任で、約8年間ドイツで生活いたしました。お菓子を作り始めたのは、自宅でのお食事会や子供の誕生日会がきっかけです。美味しいと言ってくださる笑顔が嬉しく、いろいろなお菓子を作りました。作るにつれ、卵や小麦粉、バターなど同じような食材から、様々な種類のお菓子ができることに魅了され、日本に帰国してから、代官山のイル・プルー・シュル・ラ・セーヌで約4年間、お菓子を勉強いたしました。ドイツは食の安全についての関心が深く、日本で、ナチュラルフードコーディネーター、漢方養生指導士、養生薬膳アドバイザーの資格をとりました。添加物の勉強もしたことで、やはり毎日食べるパンも手作りしたいと、横浜パン教室ソレイユ、エコール・ルヴァン・ダンタンなどで学びました。
2020年が始まりました。
今年も安心、安全の美味しさをお伝えするために、頑張って参ります。
年末に観た未来映画の中で、食べるものがなくて困っている時、主人公が現在でも販売されているアメリカのお菓子を食べるシーンがあります。もうひとりの人にそのお菓子を渡すと、パッケージを見て、”賞味期限2118年、1000年以上も昔のものだよ!” ”いけるわよ。古代人の食べ物は悪くならないの。”という会話があり、苦笑してしまいました。
数週間前に買ったコンビニのおにぎりが子供の鞄から出てきたけど腐ってなかった〜。というお話しをお聞きしました。カットしてある野菜の切り口が変色してないこと、お菓子の賞味期限が半年ぐらいあること、などなど、本当に安心して食べられるのか不安になるような食品が街には溢れています。
今年はもっと積極的に食の大切さや添加物のリスクなどを伝えるようなお話し会なども行っていければと思っております。
今年もよろしくお願いいたします。
平成も終わりですね。
私は平成へと年号が変わったとき、日本におりませんでした。ですから、これから新年号となるための行事など、全てに興味津々です。
ちょうど良い区切りなので、販売曜日を火曜日に変更することといたします。販売時間も12時からにするつもりです。
家族をどうしても水曜日に病院へ連れて行かなければならないのが、理由なのですが、パン屋さんで15時から販売というのも、考えれば、本当にわがままなことでした。
これからは販売もしながら、パンなどを焼いていけるように、考えて準備していきます。
- これからもよろしくお願いいたします。
平成最後の年末です。今年もたくさんの終わりとたくさんの始まりに遭遇いたしました。
振り返ればあっという間なのですが、その度に泣き、笑いをして参りました。
この一年、頑張っていけたエネルギーは、やっぱり、「美味しかった!」というお客様や生徒さんのお声でした。
まだまだ、未完成な作品ばかり。
ショートケーキのデコレーションをしながら、いつも、ケーキの恩師である、イル・プル・シュル・ラ・セーヌの弓田先生の「一に練習、ニに練習、三、四がなくて、五に練習」というお声が響きます。そして、まだまだ練習が足りないといつも反省いたします。
来年もこの言葉を胸に、しっかりと美味しいケーキやパンを作っていければと思います。
「安心で美味しいものを心をこめてお作りすること」それが、皆さまの笑顔に繋がれば幸せです。
来年もよろしくお願いいたします。
1歳のお誕生日のケーキをお願いしたいと頼まれていろいろ考えました。スポンジにはたまごが使われているので、まだ食べさせるのは早いので、いつも販売しているパンを生地にすることにしました。デコレーションとスポンジの間にはかぼちゃのペースト。生クリームの代わりにじゃがいものを使うことにしました。
とても好評で、今では定番となりました。デコレーションはご希望に応じておりますが、ひよこ🐤がとても可愛く人気です。
先日もお祖母さまがご注文され、”孫がとってもニコニコして食べていました。あんな笑顔が見られてとっても嬉しかったです。ありがとうございました!”とわざわざお電話いただきました。
笑顔をお届けできて、本当に幸せです。
先日、ippinのサイトに紹介していただきました。とても素敵なコメントを書いて下さり、分不相応だったのではと心配しております。
その記事がきっかけで、通販しませんかというご連絡をいただきました。
美味しさには材料の吟味やきちんとした製法以外にも、安心感が大きく関わっていると思います。
店頭でお客様のお顔を見て販売すること、これこそが私にとっての美味しさの最後のスパイス。ですから、通販のお話しはすぐにお断りいたしました。
私が一番にお伝えしたいのは、やっぱり手作りの大切さです。ご紹介いただいたことを励みに、ひとつひとつ丁寧にこれからも手作りを続けていきます。
https://ippin.gnavi.co.jp/article-14381/
ホームページのメニューの更新もブログへの書き込みも全くご無沙汰しておりました。もうゴールデンウイークです。
最近、食パンの販売も始めたました。国産(北海道)小麦粉100%使用、国産(北海道)小麦全粒粉、きび砂糖、発酵バター、岩塩を使い、焼かずに美味しい柔らかさを目指して作りました。無添加のドライいちじくをたくさん入れた食パンもあります。
国産小麦粉に何故こだわるのか。これはドイツに暮らしていて、子供達が小麦粉アレルギーになったことから始まります。アレルギーの担当先生曰く、”ドイツでは広大な土地にたくさんの農薬散布して栽培するから、小麦粉アレルギーというより、農薬アレルギーですね”。
ですから、日本のメーカーの小麦粉をわざわざ購入し、自宅でパンを作り始めたのです。
でも、日本に帰国して、横浜にあったオーガニック思考のお店でパンを教えてもらっている時、”普通に販売されてる小麦粉はいろいろな国の粉をミックスしたもの。外国産の粉は日本に輸入されるとき、害虫がつかないよう、農薬散布されてるから、危険ですよ。”と教えていただき、びっくり。ドイツでわざわざ日本のメーカーの小麦粉を購入していたのは、全く無駄なことだったのだとわかりました。
国産の小麦粉も栽培途中でもちろん、農薬は使われます。でも、許される範囲なのだと思います。輸入小麦粉は外国からの輸入果物、野菜と同じように、防虫剤や防カビ剤を散布して輸入してくるのです。果物は皮がありますが、小麦粉は粉に直接混ぜられるそうです。想像すると本当に恐ろしいことです。
パンはお米と同じように、毎日食べるものです。小麦粉アレルギーのお子さんが多いのは、小麦粉ではなく、農薬アレルギーなのだと思います。
私が販売しているパンを食べても子供にアレルギーが出ません!という嬉しいお声掛けをいただきます。販売の励みになりますが、本当はご家庭で、国産小麦粉を使ってパンを作っていただきたいと思います。ホームベーカリーでもいいのです。私は使ったことはないのですが、かなり美味しいパンが焼けるようです。何しろ安全が一番。安心の美味しさです。
家族の健康は毎日食べる食事で築かれます。大変なことですが、小麦粉はもちろん、食へのこだわりを持っていただければと思うのです。
2017年が終わります。
たくさんのお客様が私が作ったパンやケーキを召しあがってくださいました。すごいことです。
美味しかった〜と言って下さることが、いちばんの私のエネルギーです。
お教室を始めたころは、一度にたくさんの生徒さんがレッスンを受けて下さったほうが、効率がいいと思っていました。でも、今は、おひとりおひとりにきちんと私のできる範囲で技術もお教えしたいと思うので、マンツーマンレッスンのほうが嬉しく思うのです。
レッスンの間に、たくさんいろいろお話しして、私もとても楽しんでおります。
少しずつ、自分の目指す方向が分かっていました。
来年はそれを少しずつかたちにしていければと思います。
今年のいっぱいの感謝を新しい美味しさにしていけたらと思います。来年もよろしくお願いいたします。
ここ最近、寂しくなることが続いています。まずは、六本木のパン教室がなくなってしまったこと。そして、代官山のイルプルがお惣菜の販売を終了したことに加え、2年半後に代官山からの撤退を決めたということ。
今までいろいろなお教室に通って参りましたが、そのほとんどが今は継続していらっしゃいません。パンやお菓子のお教室のプームはもう終了しつつあるのかもしれません。
時短、見栄えを追い求め、本当の手作りの美味しさや安全性がなおざりになっているようです。
そんな流れに逆行して、インプルの味を私なりにアレンジしたキッシュの販売を始めました。
生地やトマトソース、全て手作り。自分でも効率が悪いと思うのですが、一切冷凍作り置きもいたしておりません。
きちんと作ったものはやっぱり美味しいと感じていただける方がいらっしゃることを願って頑張ります。
夏休みなので、小学生の生徒さまがいらしてくださいます。プライベートレッスンで、私も全力でお教えしています。
私はドイツで子供達とパンやケーキを作ったりしてきましたが、日本の子供たちは本当に物覚えが良く、飽きずにきちんとできるので、いつも感心しています。
ケーキやパンは時間、温度、やり方をきちんと守れば、小学生でも失敗しません。
自分で作ったという達成感や手作りの美味しさを小さい時に感じることはとても大切だと思うのです。
完成したときの笑顔は最高です。それを共有できることがとても幸せです。